グラウトによるジャッキング工法であり、従来の油圧ジャッキを用いる方法で必要とされる複雑な作業工程を省略して、特殊注入のみで不等沈下構造物を確実に修正・修復できる画期的かつ合理的な方法です。阪神・淡路大震災や台湾の地震で傾いた家やビルからモニュメントやBOXカルバート、L型擁壁にいたるまで、国内・外合わせて500件以上の現場で修正・修復に実績を上げてきました。
②地盤まで強化
JOG工法での沈下修正を行うと同時に軟弱地盤を強制的に圧密することで、地盤も強化します。
③工事が速い
掘削・移設作業などの複雑な作業工程を省略し、工期や人件費を少なく抑えた工法です。
④安心料金
複雑な作業工程を省略し、工期の大幅な短縮により、コストダウンを実現します。
事前に現場調査や打ち合わせを重ね、図面等の資料から構造物の上載荷重及び基礎剛性や隣接物の状況から判断して、プラント設置場所や注入ポイントを決め、配線配管及びJOG施工設計をします。
グラウトミキサー・ゾルミキサー・ポンプ・水タンク・材料。発電機等を設置し、作業スペースなどを考え、用地を約20㎡を確保する必要があります。過去には住宅で20㎡を確保できない場合でも水タンク等をはぶき、ガレージなどにプラントを設置し施工した例は数多くあります。
■ボーリングマシーン
盛土施工された擁壁下部の注入や、地中深くに削孔が必要な場合に使用します。コアドリルでは削孔不可能な場合に使用します。
■コアドリル
JOG工法では、大・中規模のほとんどの現場でコアドリルで削孔します。
■振動ドリル
一般住宅は住みながらの工事が可能です。小規模（基礎底盤の薄い）な現場では、乾式の振動ドリルにて削孔します。
■注入管、切り替えバルブ設置削孔
基礎底盤に注入管を立て込み、配線、バルブ装置などをセットします。
A液とB液を油圧ポンプで注入管に圧送します。JOG専用に開発された油圧式ポンプは両液のバランスが良く、他社のポンプの4倍の圧入が可能です。
対象物の隆起管理は、オートレベルやレーザーレベルを現場に応じて使い分けます。
JOG工法の最大の特徴、重量構造物の沈下復元!!
世界に誇る唯一無二の技術と技法、圧倒的な経験値とノウハウを駆使し、不同沈下した構造物を復元致します。
もちろん住宅や店舗、軽量構造物の沈下修正も実績多数!!
一般住宅は、床下スペースがあれば住みながらの沈下修正工事が可能です。
国内だけでなく海外での施工実績も多数!!
阪神淡路大震災、東日本大震災によって傾いた構造物の沈下修正工事(JOG工法)の経験を生かし、 ニュージーランド地震によって不同沈下した構造物の復元のお手伝いをしています。仮住まいや引っ越し等の余分な費用もカットできます。
国道118号線東鹿島1号BOXカルバートが、3.11東北地方太平洋沖地震により大きく沈下しました。変位形状としては、2つの繋がったBOXカルバート の両端が沈下することによりハ字に変形していました。補修工法を検討した結果、「撤去新設案」「現状使用案」もあったが、工期、コストとも優れた特殊注入工法(JOG工法)による「位置形状復元」を行いました。
当建物は3.11東北地方太平洋沖地震の地震動により北側に最大190mm沈下した。北側はL型擁壁にて隣接する水田と区画分けがされており軟弱地盤であるのと、新築時の埋め戻し時の転圧不足が沈下原因と考えられた。
対象建造物は2003年にクライストチャーチに竣工した、ガラスとコンクリートの新鮮な外観が特徴的な近代美術館であった。規模もオセアニア最大級で2011年カンタベリー地震時には研究対策本部としても作用するような工法不向きで、また地下水位より低い場所での施工も容易なJOG工法による沈下補正が採用された。
工場の土間スラブや店舗土間の空隙充填や沈下修正もお任せ下さい。
工場や倉庫などの床が軟弱地盤による地盤沈下や機械、荷物などの重みが原因で、沈んだり、たわんだり、沈下する被害が近年問題になっています。その原因はコンクリート床と地盤との間に隙間(空隙)ができ、その結果土間コンクリートだけで荷重を支えることになり、設計以上の力が加わり、床が重みに耐えれず沈下していきます。JOGスラブ工法は空隙を充填注入しながら、土間 コンクリートを元のレベルまで少しづつ戻していく方法です。
卓越した専門技術者による最適な施工・工事を提供させていただきます。
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