METHODE-FENCE

  • NETIS 新技術情報提供システム登録済 登録NO.HR-070018-A
  • 静岡県新技術・新工法情報データベース 登録済 登録NO.1574

E-FENCEとは

イーフェンス工法は、落石・雪崩からの安全、さらに環境も配慮した、現代のニーズを満たした防護柵です。積雪のある地域ではもちろんのこと、積雪のない地域でも十分に性能を発揮することができます。
積雪深は 5.0m まで標準対応、落石エネルギーは 500kJ まで対応しています。 また、路側擁壁タイプ、土中タイプ、山腹タイプと様々な地形へ適応できます。環境を考慮し、全ての資材はリサイクルできるようになっています。さらに、樹木の伐採は最小限に留めているだけでなく、柵自体が透過性に優れており、敷設した地域の景観を損なう心配もありません。

特徴

有効高さの減少を抑止させるループロープ構造

  • 上縁および下縁にループ状のワイヤーロープを配置し、落石が上縁または下縁の近くに衝突しても、金網を引上げまたは引下げて有効高さの減少を抑止します。

高性能ワイヤ金網

  • E-FENCEには、新たに開発した3本の高強度鋼線をより合わせたワイヤを素線としたE-FENCE金網を用いており、大きい剛性・強度とともに優れた変形能力も合わせ持っています。一般に使用されている菱形金網の2倍以上の強度とエネルギー吸収能力を有しています。

高性能緩衝装置

  • 超・小型・高性能な緩衝金具を開発しました。スリップ張力の設定は10kN単位で可能となっており、現場での管理は不要です。

全スパンに渡るエネルギー吸収

  • 落石時には、金網及び中間の横ロープは、中間支柱と連結されていないので、落石がスパン内のどの位置に衝突しても、ほぼ同じ挙動をします。

変位制限装置による雪崩予防効果

  • 毎年繰り返す積雪には、横ロープの支柱に固定されています。稀に発生する大きい落石時には、横ロープが支柱から外れて広い範囲で落石エネルギーを吸収します。

支柱交換不要

  • E-FENCEは、中間支柱に横ロープを固定せずに、エネルギーの吸収能力の高い高性能ワイヤ金網や高性能緩衝金具を用いて、広い範囲で落石エネルギーを吸収します。支柱に落石が直接衝突しない限り、交換の必要はありません。

施工手順

  • STEP01 支柱建込み

     

  • STEP02 支柱に緩衝設置取付

     

  • STEP03 横ロープ取付

     

  • STEP04 形状維持ロープ取付

     

  • STEP05 ループロープ取付

     

  • STEP06 金網設置

     

  • STEP07 金網結合ロープ取付

     

  • STEP08 完成

     

施工事例

群馬県利根郡みなかみ町

長野県北安雲群白馬村

卓越した専門技術者による最適な施工・工事を提供させていただきます。
まずは、お問い合わせ・お見積りをご依頼ください。

※土日祝日および年末年始は、受け付けておりません。ご了承ください。

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